霊山信仰と弥谷寺
古来、弥谷山は日本三大霊場(臼杵・恐山・弥谷山)の1つに数えられたといわれます。水場之洞が神仏の住む世界(須弥山)への入口だと信仰されたそうです。
また、水場のお地蔵様に供養や祈願の願文を書いた経木を、水でお清めすると、お地蔵様が洞窟を通り神仏の世界へ願いを届けてくれるといい、お水まつりと呼ばれ信仰されています。
こういった霊山信仰や昔話などの説話などが広められ、位牌や遺髪を納める永代経(イヤダニマイリ)やお水まつりと呼ばれる風習が受け継がれています。
水場之洞
▼先祖供養・水子供養 香川県三豊市三野町乙70弥谷寺内
◇経木供養
水経木 300円 卒塔婆 500円
※水経木は水場でお水祀りし、願いが仏世に届くようお願いする為の経木です。
※卒塔婆は大師堂にて後日法要にて供養するための卒塔婆(そとば)です。
◇廻向の証
廻向之証 2千円
※大師堂にて法要のち、廻向の御札をお送りしますので、お家でご祈念ください。
◇廻向法要(個別に一緒に読経法要)
廻向料 1万円 要予約
※お手紙等お持ち頂くと、祭壇に上げ一緒に御供養させていただきます。
※受付後、すぐの法要となります。ご注意ください。
◇永代供養
永代供養料 3万円か5万円
※お位牌をお造りお預かりし、寺院つづく限り永代で供養させていただきます。
受付所: 大師堂・水場之洞
※水場之洞は無人です。ご質問等は大師堂まで。
※裏参道有料道より中腹駐車場(270段目)へお越しになれます。
体力等ご不安な方はご利用ください。
※表参道入口、大駐車場は無料です。ご利用下さい。
水場のお地蔵様
水経木
観音さま
賽の河原
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先祖供養・水子供養
地蔵尊と霊山信仰
古来、人々は山々に神仏が宿ると信じ、霊山と呼び信仰の対象としたとされます。弥谷山では、水場の洞窟が神仏の世界(弥山)の入口として、つよく信仰されたといわれ、修行僧により刻まれた磨崖仏や修行の洞窟が今も山内にまつられています。
弥谷山では、古くより地蔵尊が本地仏として信仰され、水場の洞を通り願いを届けるといわれてきました。本地仏とは、この世の神々は仏菩薩が様々な姿で現れた化身とする仏教伝来による古代信仰で弥谷山では行基による蓮華院八国寺建立(弥谷寺前身)により、地蔵尊が本地仏として信仰されました。
お水まつり
お水場の洞窟に、真言の書かれた経木を山頂からの水で洗い清め、お供えする事で、霊山に住む仏様や神様に、地蔵尊が願いを届けるといわれ、『お水まつり』と呼ばれています。
※経木は供養で用いる経木と祈願で用いる経木の2種類があります(初めて参拝の方は大師堂にてお尋ね下さい)。
参拝例(先祖供養・水子供養)
①大師堂(獅子之岩屋)→②水場の洞→③本堂
※本堂の幕内を覗くと千手観世音がお祀りされています。千手観音は千の手で衆生を救済し、除病厄災、長寿、良縁、難産などにご利益があると言われています。
足もと等ご不安な方は
足もと等ご不安な方は、自家用車にて山上中腹まで通行頂き、駐車いただけます(270段目)。
詳しくは駐車場をご覧ください。
※法要を御予約の方は、裏参道利用の際、裏参道入口のインターフォンを押してください。